エストロゲン摂取には、大豆イソフラボンがよい
主にエストロゲンはザクロに含まれているといわれています。
ですが、その効果が強すぎるために乳がんの誘発につながる場合があります。
そこで注目されるのが植物性エストロゲンです。
植物性エストロゲンとは、主に大豆イソフラボンの事を指します。
最近では、プエラリアと呼ばれるマメ科クズ属の植物から抽出される
ミロエステロールとデオキシミロエステロールが注目されています。
ミロエステロールは大豆イソフラボンの100倍のエストロゲンの活性作用があり、
幻の成分といわれているデオキシミロエステロールは、ミロエステロールの10倍のエストロゲンの活性作用があります。
ですが、このミロエステロールとデオキシミロエステロールも
強力な女性ホルモン活性物質の存在による内分泌撹乱作用という危険性があります。
そのため、サプリメントなどとして売り出されているものは商品としての完成度は低いといわれています。
ですが、同じく植物性エストロゲンである大豆イソフラボンは比較的に緩やかにエストロゲンに作用するため、
ミロエステロールとデオキシミロエステロールとは違い、逆に乳がん、子宮がんの誘発を防ぎ、
エストロゲンの良い部分だけを引き出すとされています。
大豆イソフラボンの乳がん、子宮がんの発症を抑えていることを裏づけするのは、
日本に比べて大豆を食べる機会の少ない米国の乳がん、子宮ガンの発症率が高いということです。
エストロゲンの一日の摂取量
エストロゲンが多く含まれているのは、ザクロですが、
植物性エストロゲンを含んでいるのは、豆類であるプエラリアや大豆です。
最近では、ザクロやプエラリア、大豆もサプリメントとして販売されていますが、
上記のことを読んでいただければわかるとおりに取りすぎれば、乳がん、子宮がんの誘発につながります。
また、月経がある状態にむやみにエストロゲンの量を増やすと
月経異常である月経不順、無排卵などが起こる可能性がないとは言い切ることができません。
ですが、1日に摂取すべきエストロゲンの量は30mgとされており、
それを守って摂取していれば体に悪影響を与えずに健康に効果があるでしょう。
ちなみに、この目標摂取量を豆腐でとる場合は、1日に一丁半を食べていれば良いとされています。
エストロゲンの利点
エストロゲンは、性別に関係なく男女ともに体内で合成、分泌されており、
微妙なバランスで身体全体の営みに関わっています。
女性の場合は、性機能の発達と妊娠機能をつかさどっており、
卵巣機能の低下に伴ってエストロゲンの分泌量が減少することによって更年期障害を引き起こします。
また、分泌のバランスが崩れると生理不順や不妊の原因ともなります。
女性らしい丸みを帯びた体をつくりだす。
子宮、卵巣、膣、乳房など女性性器の成熟を促す。
子宮壁を厚くし、受精卵が着床できる状態をつくる。
規則ただしく月経をおこす。
血管を広げて血流を促進させる。
悪玉コレステロール(LDL)と総コレステロールを抑えて、善玉コレステロール(HDL)を増やす。
血液が固まる能力を高める。
全身の水分とナトリウムの貯留作用がある。
皮下脂肪を増やす(とくに乳房、腰、太ももなど)。
皮膚では、コラーゲン(結合組織)の合成を進め、柔軟な皮膚組織やつやのある肌を保つ。
骨が失われる速さとつくられる速さの調節をし、骨量のバランスを保つ。
膣内を酸性に保つデーデルライン桿菌に栄養を与え、膣内の柔軟さを保つ。
自律神経を安定させる。
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